今週の法語解説

12月10日

   親の真実

   子がもらう

   ご恩えれしや

   南無阿弥陀仏

         (浅原才市)


   才市さんの詩に「こんどこのたび はづいたら、万劫のあいだ泣かねばならん、い
  がらにゃ(悲痛な叫び)ならん」とありますが、せっかく人間に生まれても仏法に遇
  わなければ、人間に生まれた所詮はない。
   ただ無明の闇の中にあることも知らず、我執のとりことなって地獄を造って行くの
  です。その私に「目覚めよ」と如来の真実心がとどいて下さるのであります。
           (『山陰 妙好人のことば』発行 山陰教区教務所)