今週の法語解説

11月10日

  むつかしい
  むつかしいいって
  わが
  むつかしゅう
  すっだけのう
      (足利源佐)


   仏法を聞く時、ややもすれば自分がこれまでに抱いてきた既成概念の上に聞いてや
  ろうとしたり、自分の思いを満足させるように聞いてしまいがちです。
   そして、さまざまにはからい、念仏のみ教えはわからない、むつかしいものと思い
  込んで、自分でむつかしいものにしているのではないでしょうか。
   はからい無しに如来さまのお言葉を聞き、うなずかせていただく時、念仏の心が聞
  こえてくるのです。
             (『山陰 妙好人のことば』発行 山陰教区教務所)