今週の法語解説

7月20日

   煩悩とゆうやつは

   悪いやつよの

   雨のごとく

   霧のごとく

         (浅原才市)


    煩悩とは自らを煩わせ、悩ますだけでなく、他を苦しめ悩ます心です。
    釈尊のように覚りを開くとは、煩悩を煩悩として自覚し、真実の命の願い
   を生き抜くことです。
    煩悩は自身の命の底から縁にふれ、折にふれて、霧のごとくわき出、雨の
   ごとく降りそそぎます。
    才市さんは煩悩の正体を知り抜いていますから、決して煩悩を憎みません。
   「悪いやつよの」といっています。
           (『山陰 妙好人のことば』発行 山陰教区教務所)