今週の法語解説

6月10日

   腹がたったら
   念仏もうせ
   仏も ぶつぶつ
   南無阿弥陀仏
         (浅原才市)


    ユーモアを感じる詩です。押さえきれない腹立ちにおそわれたとき、思わ
   ず念仏がこぼれでて、その務仲に「原が立ったらお念仏申してくれよ、この
   仏も一緒にお念仏しているよ」と如来さまの声を聞いたのではないでしょう
   か。
    そしてその声に、才市さんはニヤリと苦笑し、あさましいことでしたと、
   心が転じられたのでした。            (『山陰 妙好人のことば』発行 山陰教区教務所)