仏教用語解説

◆光山寺新聞のタイトル『聞思』の意味?

        
    光山寺新聞はタイトルが『聞思』となつていますが、この『聞思』とはどう
   いう意味ですかとのご質問をよく頂きますので、この質問にお答えしたいと思
   います。この『聞思』という言葉、親鸞聖人の著述『教行信証』の一番最初の
   「総序」に
      誠なるかな 摂取不捨の真言 超世希有の正法
      聞思して遅慮することなかれ  (注釈版132頁 H23カレンダー1月法語)
   からいただきました。意味は「本願のいわれを聞いてためらってはならない」
   ということですが、今は「新聞」という言葉と、聞き「思う」という事を、こ
   れに引っかけたものです。
    『涅槃経』には、ただ仏教の教えを聞いて、なるほどなるほどと単に思った
   のでは、その信はすぐに破れるのですが、それがどういうことであるかと自ら
   疑問を投げかけて、その仏教の教えの真実性を人格を通して信じられた場合に
   は、これはなかなか破られるものではないと言われています。ただ聞くだけに
   終わるのではなく自身に問いかける本来の意味も大切にしていただきたいもの
   です。