仏事いろいろ

◆門徒式章ってなに?

        
    お寺での法要にお参りになつた時に、首からお坊さんのような輪になった袈
   裟のような物をかけていらっしゃる方をご存じかと思います。この輪袈裟のよ
   うな物を門徒式章といいます。
    えっ?どんな物か見たことがない。それはお寺にもお参りしていない証拠で
   すよっ!いけませんね−っ。
    この門徒式章は、昭和25年の本願寺の規定によって制定されています。「
   門徒」とは、寺院護持の為に浄土真宗本願寺派の寺院に所属する檀信徒(先祖
   の法要等を依頼する信徒)の事を総称して門徒といいます。
    「式章」とは、浄土真宗の門徒としての明かしとなるものです。ある説によ
   りますと、昔はお手次のお寺の法要にお参りする時には最高の正装にてお参り
   をし、その時につけた帽子のかわりであるとの説もあります。何れにしても、
   浄土真宗門徒としての明かしとなるものであり、念仏を喜ぶ人である事を示し
   ています。従って、その本来の意味を知り、身につけることが大事となります。
    現在では、総代・仏教壮年会・婦人会用の式章など多くの種類が用意されて
   います。ご入り用がありましたら是非お寺までご注文ください。
    また、門徒式章は、ご家庭での仏事や法事、お寺での行事の時には必ず身に
   つけ、違う宗派の家の法事にお参りする際にも、自分の宗派の作法(焼香や念
   珠・門徒式章)で自信をもってお参りしましょう。